素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

懐かしい国、インド

f:id:duriantomato:20201128174953p:plain

遠くにインディアゲートを望む

デリーは4月から5月にかけて最高気温が45度以上になり、12月には0度近くまで冷え込む。
インド人は概して自己主張が強く、駄目もとを承知で、何でも要求してくる。
その応対に大変エネルギーを使う。だから、非常に疲れる。
人口が多いから、街のどこへ行ってもいつも大変混んでいる。
日本食の食材は手に入りにくい。

そんなインドに3年2ヶ月滞在した。
肉体的にも精神的にも「ちょっと疲れた」というのが、正直なところだ。
毎日の食事がカレーだったから、「もう一生分のカレーを食べ尽くしてしまったよ」と友人に冗談を言ったりもした。

ところがである。

帰国して暫らくして、「またインドに行きたいなあ!」という気になってきた。
あの酷暑とオールドデリーの異常ともいえる人込みが妙に懐かしいのである。
インドの次に滞在したマレーシアでは、時々インド料理の店に行ったりもした。

日本人から見ると地理的にも精神的にも遠い。
なのになぜインドが懐かしいのか?
インドは不思議な国である。

(デリーには1998年11月から2002年1月まで3年2ヶ月滞在した。写真は India Gate である)