素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

ラオス・チャンパサックの旅①

1. ワッタイ国際空港

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国際線のターミナル、この右に国内線のターミナルがある

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国内線ターミナル

ビエンチャンに来てから8か月になるが、まだ一度も国内旅行をする時間が取れなかった。

“ピー・マイ・ラオ(ラオスの新年)”の休みを利用して、ラオス南部のチャンパサックとシーパンドーン、それからラオスで最初に世界遺産に指定された街、ルアン・プラバーンを巡ることにした。

 

4月9日(土)の朝、ワッタイ国際空港の国内線のターミナルから出発した。

このターミナルを使うのは勿論初めてである。

国際線のターミナルも小さいが、国内線のそれは更に小じんまりとしている。 

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待合室で見かけた啓蒙のための掲示

(撮影日:2011年4月9日) 

2. ラオス航空“QV515便”

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ビエンチャンからチャンパサックまでは、バスだと15時間、VIPバスで12時間かかる。

 

時間を節約するためにパクセまで飛行機を利用することにした。

ラオス航空 “QV515便” はビエンチャン発7:45、パクセ着9:00で、運賃は1,045,000キープ(約11,000円)とかなり高い。

 

バスはビエンチャンからパクセまで100,000キープだから、約10倍ということになる。

定員は74人で、ほぼ満席だった。

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(撮影日:2011年4月9日) 

3. ラオス航空の機内食 

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ビエンチャンからパークセーまでの飛行時間は1時間15分、ご覧のような機内食と飲み物が配られた。

描かれているのはビエンチャンのシンボル、タート・ルアンの高さ45メートルの黄金の塔である。 

(撮影日:2011年4月9日) 

4. 機上から見えたパクセの街

パークセーはラオス最南部のチャンパーサック県の県庁所在地である。

この地域はビエンチャンとは異なり、メコン河を渡って対岸に行ってもラオス国土である。

パークセーの街の大きさはビエンチャンに次ぐそうだが、機上から見ると緑が多いことが分かる。

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(撮影日:2011年4月9日) 

5. パクセ国際空港

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ラオス航空“QV515便”は予定通り9:00にパクセ国際空港に到着した。

ここは“国際空港”であるが、空港には私達が乗ってきた機体しかなかった。

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(撮影日:2011年4月9日)

6. 南方面バスターミナル 

“空港のタクシー業者に要注意 !!! ” 

午前9時に予定通りパークセーに到着し、チャンパーサックへ行く手段を探した。

 

空港のタクシー業者に聞くと、「チャンパーサック行きのバスは8時に出てしまった

次のバスは夕方までない」とのこと。

チャンパーサックまでタクシーでUS$50でどうだ」ときた。

一瞬、そうしようかと思ったが、やはり高いと思い、街中の観光案内所までタクシーで行くことにした。US$10だった。

 

そこでバスの時刻表を見ると、なんと11:00発のバスがあった。

南方面バスターミナルまで行ってもらおうとしたら、US$5上乗せされた。

最初からバスターミナルへ行っていたら、US$10で済んだはずなのに...

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南方面バスターミナル前の通り

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ターミナル内はソンテウ、トラック、バイクでごった返している

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客を待つソンテウが並んでいる 

 

バスを見つけ、料金を聞いたら、チャンパーサックまで20,000キープ(約210円)だった。

US$50は約400,000キープ(約4,200円)だから相当高いことになる。

バスターミナルまでのUS$15を差し引くと、US$35(約280,000キープ)となるが、これでもバスの14倍だ。

 

バスに乗ろうとしたら、ソンテウの運転手が声をかけてきた。

料金は同じで、バスよりも大分早く出るので、これで行くことにした。

南方面バスターミナルは各地へ向かうソンテウでごった返していた。 

(撮影日:2011年4月9日) 

7. チャンパサック行きバス

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乗ろうとして乗らなかったチャンパサック行きのバス

韓国の“現代(ヒュンダイ)”製だ。

大分ボロボロになっているが、ラオスではこういうバスが現役で活躍している。 

(撮影日:2011年4月9日) 

8. バスターミナルの物売り

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ソンテウの出発を待っている間に、いろいろな物売りが来た。

勿論、飲食物を売る人たちも来た。

 

中でも面白かったのはこの男性で、ラオス語で盛んに口上を述べていたが、何を売っているのかは全く分からなかった。 

“子豚売り”もビエンチャンでは見たことがない。

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(撮影日:2011年4月9日) 

9. ソンテウの車内

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ソンテウの客は全部で10人だったが、私たち以外は地元の人々だった。

その中の一人が買ったフランスパンが、運転席の後ろに掛けてあった。

 (撮影日:2011年4月9日) 

10. ラオス・日本大橋

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パクセから南へ向かう時、この橋を渡る。

全長1,380mのこの橋はメコン河にかかる唯一の国内橋(橋の両側がラオス))である。

 

日本の協力により2000年に完成し、この地域の経済発展に大きく貢献しているそうだ。

この橋を通過するときソンテウの運転手が「二ープン(日本)、二ープン」と大声で叫んで教えてくれた。

 

乾季の今、ビエンチャンでの河幅は大分狭くなっているのに、ここは水量が豊富で、いかにも大河といわんばかりに悠々と流れている。

 

 ラオス紙幣の10,000キープ札にこの橋が描かれている。 

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(撮影日:2011年4月9日) 

11. ソンテウから見た景色

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パークセーからチャンパサックまで2時間弱の間、13号線の左右にはこのような景色が続いていた。

トラックの荷台に乗っているので風がもろに顔にあたり、気持ちよかった。

タクシーではこの爽快感は味わえない !!! 

(撮影日:2011年4月9日) 

12. INTHIRA HOTEL

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ピーマイラオ(ラオスの新年)の週だったので、観光地は混むと思った。

だから、行く前にチャンパ―サックの宿を予約していった。

ガイドブックによると“INTHIRA HOTEL”はチャンパーサックでは一番いいホテルとのこと。

しかし、行ってみると観光客はまばらで宿はガラガラだった。

 

着いてから歩いて宿を探しても大丈夫そうだったが、ゲストハウスとゲストハウスの間隔が広いので、探すのに疲れそうだ。

予約していったのは正解だった。

朝食付きでUS$41だったが、ご覧のようにいい部屋だった。 

(撮影日:2011年4月9日&10日)

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13. ホテルの窓からの景色

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メコン河もチャンパサックでは水量が豊富で悠々と流れていたが、残念ながら部屋の窓からはよく見えなかった。

 (撮影日:2011年4月10日)

14. ホテルの前の田舎道

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ホテルの前の道はどちらの方向も長閑(のどか)な田舎道がまっすぐ延びていた。

 (撮影日:2011年4月10日)

15. ホテルのレセプションの装飾

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仏様の優しい顔とちょっと幻想的な絵が私たちを歓迎してくれた。

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(撮影日:2011年4月9日)

16. レンタサイクルで“ワット・プー”へ

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チャンパサックで一番の観光地と言えば、世界遺産に登録されている Wat Phu Heritage Park” (ワット・プー遺跡公園)ということになる。

“ワット・プー” は聖なる山リンガパルバ―タの山麓に築かれた。

ヒンドー教の巨大な寺院である。

 

街の中心から10㎞とそんなに遠くない(?)ので、ホテルの貸し自転車で行くことにした。

レンタル料は20,000キープ(約210円)だった。

 (撮影日:2011年4月9日)

17. 遺跡は遠かった !!!

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普段自転車に乗っていない者にとっては、10㎞の距離は長かった !!!

1時間近く走っても行きつかなかった。

だからこの看板を見た時には正直言ってホッとした。

看板はT字路にたっていたので、そこに住んでいる人にどっちに行ったらいいのか聞いてみた。

「右に行け」と言うので、看板の前を右折して行った。

(撮影日:2011年4月9日)

18. 道を間違えた !!!

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遺跡の看板の前を右折して入った道はご覧のような土の道だった。

10分以上走ったが、土埃がひどくなるばかりだった。

すれ違う車もほとんどない。

「この先に遺跡が忽然と現れるのだろう」と勝手に期待してペダルを漕いだ。

 

しかし、「こんなに苦労する道だったら、観光客が行くはずがないがないではないか」

ということに全く考えが至らなかった。

15分位走ったところで、やっと見つけた人に聞いたら、この道は間違いだということが分かった。

あの看板の所を直進すべきだったのだ !!!

(撮影日:2011年4月9日)

19. WELCOME TO VAT PHU MONUMENT CHAMPASAK WORLD  HERITAGE LAO PDR
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あの看板の所へもどり、“舗装”道路を暫く行くとこのゲートが歓迎してくれた。

このゲートから更に5分ほどで遺跡公園の入り口に着いた。

(撮影日:2011年4月9日)

20. “Wat Phu Heritage Park”(ワット・プー遺跡公園)の入り口
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“Wat Phu Heritage Park” (ワット・プー遺跡公園)の入り口にある看板には “Vat Phu Monumennt and Exhibition Hall” と書かれていた。

 

年中休みなし、開園時間8:00~16:30、入園料30,000キープ(約315円)で、入り口はとても空いており、中も観光客はまばらだった。

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(撮影日:2011年4月9日)