素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

旅の記憶(中国)④日々の暮らし4街の風景

 

国慶節(中国・大連)

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今日10月1日は「国慶節」の休日である。朝からほとんど一日中小雨が降っていた。これで夏の気配は完全に消えて、本格的な秋の到来となるのだろう。


夕方、ちょっと雨が止みそうになったので買い物に出かけた。人民路を通行する車もいつもより少なかった。道行く人は寒そうに傘を差していた。この写真は香格里拉大飯店のちょうど前である。


連休で遠方へ出かけた人々が多いのか、安楽街の中華料理のレストランも客は2組だけだった。廃品回収の人が山積みの荷物を積んだ荷車を引いてレストランの前を通っていった。


いつもは贋物の骨董品を売る露店商人がたくさん店開きしている天津街も朝からの雨とあって、閑散としていた。傘を差した女性が家路を急いでいた。

(撮影日2007年10月1日)

中国福利彩票(中国・大連)

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これは中国の宝くじ(?)売り場である。1枚2元(約32円)で、賞金の最高額は20,000元(約32万円)だそうだ。券を買って、その場で表面を何かで削って、隠れている数字を出す。もし、当たった場合はその場で賞金がもらえるのだそうだ。


日本の宝くじの賞金1億円と比べると32万円はいかにも小額のように見える。しかしである。因みに、中国の月給を見てみると、大学の若い先生が2,500元(約40,000円)程度、店の店員が1,000元(約16,000円)位、街を掃除している人が600元(約9,600円)ほどだと聞いている。

 

600元ということは1か月に25日働くとして、1日当たり24元(約384円)、1日8時間労働と考えると1時間当たり3元(約48円)となる。実際は8時間労働ではなくて、もっと長時間働いていると思われる。


このようにみると、私たちが憧れる1億円ほどではないが、20,000元(約32万円)というのが一般の中国人にとって大金であることが分かる。


それはさておき、この「福利彩票」という表現、なんといいネーミングだろう。「福利」という言葉も言い得て妙だし、何より「彩」の字がいい。私はこの字を見ると色とりどりの夢を見ているような気分になる。虹を見ているような気もする。人々に明るい希望を与えるような気がするのだが、私だけの錯覚だろうか。

(撮影日:2007年9月28日)

金魚(中国・大連)

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特別な熱帯魚とかそういうものではなく、ただ普通の金魚を飼っている光景をよく見かける。同僚の中国人の女性達も職場の自分の席の周りに金魚鉢をいくつか置いている。私も子供の頃、家で金魚を飼っていたが、大連へ来て、それを思い出した。


この店は魯迅路の三八広場と二七広場の間で見つけた。金魚のほかに泥鰌(どじょう)と亀も売っていた。

(撮影日:2007年9月30日)

ここは中国ですか?(中国・大連)

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人民路と交差する世紀街に面したオフィスビルの建設現場の塀の一角である。ちょっと洒落た感じが目を惹いた。 

アメリカかヨーロッパの国のような気がした。でも、前を歩いている人の服装を見ると、中国だとすぐ分かる。

(撮影日:2007年10月1日)

Viagra のお化け(中国・大連)

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大連に来て驚いたことの一つは衛生用品(店にこう書いてある)の店の多さだった。ずばり言えばSEX SHOPである。しかし、9月はじめのDAVOS会議の前あたりから長江路では閉める店が多くなり、その後もそのまま開店していない所もたくさんある。


このような店の入り口や看板には必ず“Viagra”の宣伝が書いてあるのだが、日本語も多い。ところが、その日本語がいろいろな形に化けてしまっている。

 

本家本元(?)の「バイアグラ」という表示がされている所は少ない。この店でも「ベィアグう」「ハ人アグテ」となっている。日本語の文字を知らない人がただの図案として書き写すからこうなるのだろう。


このほかにも「ベイアグテ」「バイアグウ」「ベイアグワ」「バイアグテ」などを見かけた。よく間違えているのは5文字目の「ラ」で、これが「テ」「ワ」「う」などに変化していた。特に「ラ」と「テ」と「う」は外国人には区別しにくいのだろう。

 

改めてよく見ると、確かに「ラ」と「う」は似ている。私達日本人は『カタカナ』と『ひらがな』があることを知っているからまず間違えないが、外国人はこうはいかないに違いない。

 

つぎに変形しているのが1文字目の「べ」である。「べ」と「バ」もちょっと筆記体風に書いたら、区別が難しい。そして「イ」も微妙にデフォルメされていた。「日本語の文字は外国人にとって大変難しいのだなあ!」と改めて実感させられた。


これらを是非写真に撮っておこうと街を歩き回っているのだが、閉店してしまった店が多く、面白い物になかなか出会わない。もっと前に写しておけばよかった。 (撮影日:2007年9月16日)

一月の中山広場(中国・大連)

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一月は餌が少なくなり鳥達も苦労している。

パンくずを持った人たちが広場へ来て、鳩に与えている。 

(撮影日:2007年1月8日)

Colorful Night !!!・友好広場(中国・大連)

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これは中山路にある友好広場の夜景である。ここは広場と言っても人々がのんびり散歩できるような敷地があるわけではなく、広場の中心に高さ7~8メートルほどの大きい球体があるだけである。

 

しかし、この球体、夕方になるといろいろな色に輝きだす。今年の8月にはオリンピックの五輪のイルミネーションが道行く人々の目を楽しませた。この球体を背景にして記念写真を撮っている観光客をよく見かける。


上の写真は中山広場側から勝利広場方面にカメラを向けて撮った。手持ちで写したので、ぶれてしまったが、かえって雰囲気が出ているかもしれない。

(撮影日:2006年12月30日)

月餅の広告(中国・大連)

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大連にはいろいろな店の月餅があるが、中でもおいしいと評判なのがこの「爱纶 AILUN」という店だ。中国人の同僚が教えてくれた。月餅は英語でMOONCAKEという。


これはバス停の広告だが、「爱纶 爱家 爱大连」のキャッチフレーズが堪らなくいい!!! “ai lun, ai jia, ai dalian”


残念ながら、買いに行く時間がなくて、「爱纶」の月餅は食べ損ねた。

(撮影日:2007年9月1日)

アカシヤ(中国・大連)

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大連という街をはじめて知ったのは清岡卓行氏が「アカシヤの大連」で芥川賞を受賞したときだった。調べてみたら1970年で、もう37年も前のことになる。


アカシヤと聞いて、なんとなく赤い花だと思い込んでいた。ふつうのアカシヤが白い花だと知ったのは大分経ってからのことだ。


大連に来てから、アカシヤの花を探したが、なかなかきれいなのを見ることができなかった。今年の5月27日に第5回大連国際徒歩大会があり、星海広場から老虎滩公园まで滨海中路を10キロ歩いた。

 

そのとき、途中でアカシヤを見ることができた。ほとんどが白い花だったが、あるところでピンクの花を見つけた。それがこの写真である。遠く山の斜面に白い塊のように見えているのは白いアカシヤである。

(撮影日:2007年5月27日)

とても長い自動車・結婚式(中国・大連)

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結婚式の日に新郎新婦が乗る自動車である。大連へ来てからブライダル産業の店の前に停めてあるこのような長い車を何度か見たことがある。しかし、こんなに長いのははじめてだ。

 

これほど長い車に乗る中国政府の要人がいるだろうか。人民路の富麗華大酒店(フラマホテル)の正面入り口で撮影した。きっと大金持ちの結婚式があるのだろう。

 
中国も都市では大分華やかな結婚式&披露宴が行われているらしい。このことについてはまた改めて書く。

(撮影日:2006年10月1日)