旅の記憶(中国)⑫食べ物2
- 焼き芋(中国・大連)
- 蝦蛄(しゃこ)(中国・大連)
- 輝くルビー !!!・ざくろ(中国・大連)
- 葡萄(ぶどう)(中国・大連)
- ヨーグルト(中国・大連)
- 小さい梨(中国・大連)
- 回鍋肉飯(中国・大連)
- この夏、お世話になったもの・アイスクリーム(中国・大連)
- 夢蜜鸚(luo mi ou)・アイスクリーム(中国・大連)
- 芋の大群(中国・大連)
焼き芋(中国・大連)
昨日の朝から急に涼しくなった。街を行く人々も長袖の人が多くなった。中にはセーターやジャンパーを着ている人もいる。今日も昨日同様大変涼しい。
沙河口駅の近くで焼き芋売りを見つけた。去年の冬と同じ場所に同じおばさんの笑顔があった。昨日は見かけなかった。多分、今日が仕事始めだろう。大きい目のを一つ買った。4元5角(約70円)だった。
そういえば、インドのデリーにも同じような焼き芋売りがいた。こちらはもう少し手が込んでいて、大きな葉で作った皿にサイコロ状に切った焼き芋を盛り付け、レモン汁がかかっていた。そして、楊枝が一本添えられていた。
(撮影日:2007年9月28日)
蝦蛄(しゃこ)(中国・大連)
大連から西へ車で1時間半ほど行ったところに日露戦争(1904~1905)で有名になった旅順がある。そこへ行く途中、大連から1時間ほどのところに鮑村という小さな漁村がある。想像するに、鮑が特産なのだろう。村の一角にある小学校は「鮑小学校」と名づけられている。
5月の労働週間の休みのとき、友人達と旅順へ行った帰りにこの村に寄った。猟師達が獲った物を浜辺で売っている。いろいろな種類の魚介類がある。勿論、鮑もある。注文したものをその場で調理してもらい、食べる場所もある。
私たちは蝦蛄を買って、蒸してもらった。それがこの写真である。ここでは皿ではなく、なんとアルミニウムの洗面器に盛られて出てくる。野性味があっていい。塩味がきいていて、いい味である。大きいものは手のひらからはみ出してしまう。
17~18センチぐらいある。日本では寿司にのっている小さいものしか見たことがなかった。自分で剥いて食べるのは面倒であるが、みな黙々と手と口を動かし、あっという間に洗面器が空になってしまった。もう一杯注文した。
蝦蛄と一緒に写っているのは青島(チンタオ)ビール、私は飲まないが、友人達は蝦蛄を食べる合間に、美味そうに何缶も飲んでいた。
全部でいくら払ったのか覚えていないが、大連と街中と比べ、大変安かったような気がする。
ところで、鮑村の鮑であるが、土産に六つ買った。52元(約800円)だった。家の近所の韓国焼肉の店に行って、調理してもらい、その日のうちに賞味した。大変美味しかったことは言うまでもない。
(撮影日:2006年5月6日)
輝くルビー !!!・ざくろ(中国・大連)
中山広場近くの同心街の露店で石榴(ざくろ)を買った。2個で5元(約80円)だった。大きさはりんごと大体同じだ。りんごの約2倍の値段だ。
石榴を見るといつも思うのだが、太陽の光を反射して光っている様子はまるでルビーのようだ。眺めていて飽きない。食べるのがもったいないぐらいだ。
(撮影日:2007年10月4日)
葡萄(ぶどう)(中国・大連)
今、葡萄が出回っている。安くて、しかも大変美味しい。日本の巨峰のようなこの葡萄は1斤3元(500グラムで約48円)だ。ちょうど10元(約160円)分買ったのがこの写真である。これで約1.67kgある。
両方の手のひらからはみ出してしまうほどだ。大きいもの直径が3センチ以上あるから大分大粒だ。因みに皿の直径は23センチであるから、これから量を想像していただきたい。
中国は日本と比べると、果物も安い。農薬の心配がなければ言うことはないのだが、、、、、
(撮影日:2007年10月3日)
ヨーグルト(中国・大連)
もともと大好きなのであるが、健康のため1日に最低1個はヨーグルトを食べるようにしている。これはいつも食べている「光明」という会社ものだ。120グラム入りで1元(約16円)だ。
写真左からみかん、いちご、キーウィだ。このほかに葡萄、マンゴ、りんごなどがある。これは1元だが、1元より安いものもあるし、中には3元(約48円)以上する高級品もある。
毎週、土曜日か日曜日に三八広場近くの Carrefour(家乐福 jia le fu) へ行って10~12個まとめて買ってくる。
(撮影日:2007年10月3日)
小さい梨(中国・大連)
梨といえば、日本の長十郎、二十世紀と同じようなものがある。今年、中国の長十郎は甘味があり、いい味だったが、二十世紀はちょっとはずれだった。
紹介したいのは写真の小さい梨である。りんごと比べると大きさが分かると思うが、大きいものでも直径が5センチぐらいしかない。東京や横浜では見たことがなかったが、同じようなものを日本でも作っているのだろうか。
味はちょっと変わっている。勿論、梨の味なのだが、ちょっと酸味がある甘さだ。はじめは変な味だと感じたのだが、慣れてくるとなかなか美味しい。
値段は2斤5元(1キロで約80円)だ。10元(約160円)分買ったら、14個あった。
(撮影日:2007年10月3日)
回鍋肉飯(中国・大連)
大連の街にたくさんあるコンビニエンスストア「快客」で最近見つけた優れもの。一つ5.80元(約93円)である。この回鍋肉飯のほかにカレーなど3種類あり、値段はどれも同じだ。
ご飯200グラム、おかず100グラムが入っている。電子レンジで2分間温めると食べごろになる。カレー以外の3種類を食べたが、どれも味はまあまあである。昼食のときにこれとパンを一つ食べると、ちょうどおなかがいっぱいになる。
最近、アメリカや日本で中国産の食材が問題になっているが、「防腐剤0%」と明記されているので、それを信じて食べている。
(撮影日:2007年10月6日)
この夏、お世話になったもの・アイスクリーム(中国・大連)
10月初めの国慶節が過ぎてから、大連はめっきり涼しくなってしまったが、夏の間はけっこう暑かった。
甘いものが大好物の私はアイスクリームをよく食べた。その一部を写真で紹介する。値段はどれも1本1元(約16円)である。
(撮影日:2007年10月8日)
夢蜜鸚(luo mi ou)・アイスクリーム(中国・大連)
いい名前だと思いませんか。何の名前でしょう?
何と言っても幸せな気分にしてくれる。この夏食べたアイスクリームの中で一番気に入っている名前である。というより、他のアイスクリームは名前などほとんど気にかけたことがなかった。
しかし、これに限り、包装を見るたびに、「食べるのがもったいないなあ!」という気にさせられた。勿論、一口食べただけでいい気分になれた。
(撮影日:2007年10月8日)
芋の大群(中国・大連)
これから寒くなり、焼き芋の需要が増えてくるだろうと思っていたら、芋の大群に出くわした。歩道いっぱいに積み上げられていた。
売っているのか、乾燥させているのかよくわからなかったが、とにかくすごい量だった。場所は中山広場近くの同心街で、野菜や果物や魚介類の露店が開かれている所だ。
(撮影日:2007年10月4日)