旅の記憶・ラオス㉞タート・ルアン その1
タート・ルアン
一昨日、日本から来た客を案内して、タート・ルアンへ行った。
限られた時間で市内を案内したので、タート・ルアンも外から眺めただけだった。
太陽が出た一瞬にシャッターを切ったが、予想以上にいい写真になった。
周りの広場や駐車場では来週の“タート・ルアン祭り”の準備が進んでいた。
(撮影日:2012年11月20日)
曇天下のタート・ルアン
ビエンチャンへ来て約1か月たった9月半ば、やっとタートルアンへ行く機会を得た。
生憎の曇り空だったが、時折のぞく太陽の光に輝いていた。
タート・ルアンは1560年にルアンパバーンからビエンチャンに遷都したセーターティラート王の命令で建設が始まった。
その後、破壊と修復を繰り返し、1930年代からの本格的な修復で現在の姿になったそうだ。
外壁は一辺が約85mの正方形になっている。
(撮影日:2010年9月15日)
セーターティラート王像
セーターティラート王の像はあたかもタート・ルアンを護るかのようにタート・ルアンの正面に立っている。
訪れる人々が絶えず、いつ行っても花や供物などが捧げられている。
(撮影日:2010年9月15日)
タート・ルアンの入り口
面から歩いて行くと左のほうに入口がある。
開館日:月曜日~日曜日
開館時間:午前8:00~12:00、午後1:00~4:00
入場料:ラオス人2,000キープ(約21円)、外国人5,000キープ(約53円)
“PHRA THATLUANG MUSEUM”と書いてあるから、博物館といった感覚なのだろう。
(撮影日:2010年9月15日)
タート・ルアンの塔
塔の高さは45m、中に仏陀の骨(仏舎利)がおさめられている。
この塔は一辺約60mの正方形の土台の上に立っている。
なるほど、どの角から見ても同じように見えた。
この日は生憎の曇天であったが、時折のぞく陽光を反射して黄金色に輝いていた。
ビエンチャンのシンボルと言われるだけのことはある。
(撮影日:2010年9月15日)
正方形の土台を一段上がって中に入るとこのように見える
回廊
正方形の土台の周りをこのような回廊が取り巻いている。
回廊の外側の壁(穴があいている白壁)の厚さは40㎝以上もある。
漆喰が崩れて大分痛んでいる回廊の天井が、歴史の長さを感じさせる。
(撮影日:2010年9月15日)
四つある門
正方形の四辺の中央にこのような門があり、一段上にあがることができる。
(撮影日:2010年9月15日)
一段上がると中はこのようになっている
この柵の高さは1m60㎝ぐらいある 。厚さも20㎝以上ある。
門の中
門の中はこのように飾られている 。
ラオス語ができないので、残念ながら何と書いてあるのか分からない。
(撮影日:2010年9月15日)
一段上がった所にある塔
門をくぐって中に入ると、このような塔がある。
ここにはお線香とろうそくが捧げられていた。
(撮影日:2010年9月15日)
魅力的な門扉のデザイン
タート・ルアンの黄金の塔は勿論素晴らしいが、私は鉄製のこの門扉のデザインにも惹かれた。
(撮影日:2010年9月15日)