素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

マレーシアの旅(7泊8日)①

マレーシア、再訪

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KLタワーからの眺め、前に来た時よりも高層ビルが増えたような気がする。

正面に見えているのは、一時「世界一」を誇った“ペトロナス・ツインタワー”である。

 

一週間の休みが取れることになったので、久しぶりにKLへ行くことにした。

2006年1月以来、4年10か月ぶりとなる。

 

ビエンチャンからKLへはAir Asia が飛んでいるので、早速、インターネットで予約をした。運賃と空港税で往復US$139.50(約¥11,600)と確かに安かったが、座席は狭い上にほとんどリクライニングせず、約2時間40分という短いフライトなのに、非常に疲れた。

 

旅行期間は11月13日(土)~20日(土)で、7泊8日の旅だった。

(撮影日:2010年11月18日)

Hotel Chinatown 2

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ビエンチャンを午後3時40分に発って、KLのLCC‐Terminal に着いたのが午後7時25分(マレーシアの方が1時間早い)だった。

そこからバスでKL Sentral まで1時間15分かかった。

さらにKL Sentral からLRT で隣の駅、“Pasar Seni” へ行き、そこから5分ほど歩いて、チャイナタウンの “Hotel Chinatown 2” に着いた。

時刻は午後10時近かった。

 

遅くなることが分かっていたので、インターネットで予約しておいた。

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一泊(食事なし)¥2,684、飛び込みで行くより、いくらか安いようだが、部屋はインターネットで見た写真と大分異なり、綺麗ではなかった。

インターネットは便利だが、こういうはずれの場合もある。

 

ちょうど窓の下がチャイナタウンのメインストリート “Jalan Petaling” だったので、夜中まで賑わいの音が聞こえていた。

以前、6年余りKLに住んでいたときは、赴任直後の時期を除いて、KLのホテルに宿泊したことはなかったが、このように旅でチャイナタウンに泊まるのもなかなか旅情があると思った。

(撮影日:2010年11月14日&15日)

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KEDAI MAKANAN “China Town Food Paradise”

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宿泊した Hotel Chinatown 2 の近所にあったフードコート。

 

中華街にあるだけあって、「唐人街美食坊」と漢字表記まであった。 

朝食を食べようと思って入ったのだが、脂っこいものが多かったのでやめた。 

私が住んでいた2005年にはこの店はなかったような気がする。 

(撮影日:2010年11月14日)

Bukit Jalil バスステーション

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KL滞在中に“Cameron Highland”へ行こうと思い、バスの予約をするためにPudurayaバス・ステーションに行ったら、改装工事中だった。

 

聞いてみると、今は Bukit Jalil で営業しているとのこと。

Chinatown 近くのKota Raya デパートの前からバスに乗り、20分ほどの所にあった。

バスの料金は2リンギット(約54円)だった。

 

広大な敷地にバスやタクシーが何台も並んでいた。 

(撮影日:2010年11月14日)

Cameron Highland 行きバス

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午前9時KL発のバスでCameron Highland へ行った。

座席は横3列でゆったりしており、十分にリクライニングし、フットレストもついていた。

Air Asia の飛行機の座席とは比較にならないほどいい。 

これで35リンギット(約¥940)は決して高くないと思う。

 

途中で一度休憩をして、Tanah Rata までの所要時間は約4時間半だった。 

(撮影日:2010年11月15日)

Tanah Rata の街並み

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KLからのバスはたいていTanah Rata に着く。

Tanah Rata は Cameron Highland の入り口にあたる街だが、うるさくて落ち着かないので、奥にある Brinchang へ行くことにした。

写真の左の建物の中に Brinchang 方面へ行くバスの乗り場がある。

(撮影日:2010年11月17日)

Brinchang の街へ

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ホテルの3階の部屋から見た Brinchang の中心部の景観 

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Tanah Rata から地元の路線バスに乗り Brinchang へ向かった。

所要時間は約15分、料金は1.30リンギット(約¥35)だった。

帰りにBrinchang から Tanah Rata までタクシーに乗ったら6リンギット(約¥160)だった。

Brinchang はTanah Rata に比べて静かで落ち着いている。  

 (撮影日:2010年11月16日)

SILVERSTAR HOTEL (銀星酒店)

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3階の窓がでっぱている部屋に泊まった

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Brinchang の街へ着いた時には小雨が降り出していた。

 

傘をさして何軒かのホテルを回り、部屋の内容と値段が妥当だと思われ“SILVERSTAR HOTEL”にした。

中国人の女性オーナーと2,3回交渉しているうちに95リンギット(約¥2,565)が85リンギットになり、結局75リンギット(約¥2,025)になった。

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3階の窓側の部屋で、3人泊まれるようになっていた。

KLのホテルより、値段の割に広くて綺麗だった。

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この週から学校が休みになり、観光客が多いと聞いていたが、Brinchang では、ガラガラに空いているのホテルが多かった。

高級ホテルはどうかわからないが、、、、、

 (撮影日:2010年11月16日&17日)

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CAMERON TOM YAM DAN MAKANAN(レストラン)

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Cameron Highland での最初の晩は屋台でマレー料理を食べた。

 

久しぶりに“Milo Ice”を飲んだ。

昔、日本で“ミロ”は子供のための飲み物かと思っていた。

それが1993年に初めてマレーシアへ行ったときに、広く大人たちにも飲まれていることを知ってとても驚いた。

それも甘いコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むので更にびっくりした。

 

「甘すぎるのでは」と最初思ったのだが、気に入ってしまい、6年余りのKL滞在中に愛飲するようになってしまった。

写真右上にあるのがその“Milo Ice”である。

写真の料理と飲み物全部で17.20リンギット(約460円)だった。

 (撮影日:2010年11月15日)

“Butterfly”に魅せられて(バラ園)

Cameron Highland にまるまる一日滞在するのは一日だけなので、見どころを効率よく回るためにツアーに参加することにした。

約4時間半で7か所回り、25リンギット(約¥670)だった。

9時にホテル前に迎えに来てくれた。

 

最初に“ROSE CENTRE”を訪れた。

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入園料は5リンギット(約¥135円)で、狭い敷地の中にバラ以外にも暑いKL では見られない色とりどりの花々が咲き誇っていた。

私が好きな“インパチェンス”も見事な花を咲かせていた。

英国の庭園を思い出させるような雰囲気があった。

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この屋根の下に花園が広がっており、段々畑のように上に続いている

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“Lady shoes”

 

中でも藤の花のように垂れ下がる水色の花はこれまで見たことがなく、長い間見とれてしまった。

名前は“Butterfly(蝶) ”というのだそうだ。

(撮影日:2010年11月16日)

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Strawberri Farm

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次に訪れたのは “Raaju’s Hill Strawberi Farm” だった。ここは温室栽培のイチゴを外から眺めただけだった。色づいているものも少なく、あまり見る価値はなかった。

 

ツアーの目的はここでイチゴやイチゴで作ったケーキなどを売ることだったらしい。ツアーガイドのインド人の男性がカウンターの中に入ってせっせと売っていた。小さいイチゴがワンパック5リンギット(約¥135)だった。

 

イチゴが珍しいマレーシア人はこれで喜ぶのかもしれないが、あまり美味しくなかった。

(撮影日:2010年11月16日)

ドアに錠前がついた車

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Strawberi Farm の駐車場で年代物の車に出合った。

“WAD4719”のWはKLの車であることを表している。

 

私が1993年にKLで車を登録した時は“WDD9250”だった。

したがって、“WAD”というのはそれ以前の登録ということになる。

恐らく今から20年以上前の車だと思われる。

 

車体の傷み具合からも長い年月が感じられたが、後ろのドアに取り付けられた錠前がそれを何より証明していた。

 

私も古い物を大切にして長く使用するほうだが、この車の持ち主には敬意を表したくなった。

(撮影日:2010年11月16日)

“Buah Cinta”(愛の果実)

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Buah Susu

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Buah Cinta

 

Strawberi Farm の次に蜂蜜をとっている農場へ行ったが、あまり見るべきものはなかった。

 

しかし、その前の道に並んでいる果物屋に珍しい果物があった。

店の人によると Cameron Highland  にしかない果物だそうだ。

“Buah Susu”と“Buah Cinta”という名前だ。

 

Buah は果物、Susu は牛乳、Cinta は愛という意味だ。

“Buah Cinta”とは意味深長な命名だが、どんな味がするのだろうか。

(撮影日:2010年11月16日)

 Cameron Highland の茶畑

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Cameron Highland は1885年、イギリスの国土調査官 William Cameron によって見出された。

 

半島マレーシアの中央部、海抜1,800mの地点にあり、気温が8~24℃と平野部に比べて涼しいため、紅茶、野菜、果物、花などの栽培に適している。

 

山々の斜面全体に広大な茶畑が広がっている。いかにも英国人が好みそうな高原リゾートである。 

(撮影日:2010年11月16日)

“BOH”TEA

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Cameron Highland で一番有名なのが“BOH”TEA である。

 

その“BOH TEA CENTRE”へ行った。ここでは紅茶の製造過程を英語のガイド付きで見学できる。

 

そして、その後広くて見晴らしがいい場所で紅茶を飲ませ(勿論有料)、お土産コーナーで紅茶を買わせるという仕組みになっている。

 (撮影日:2010年11月16日)

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画面中央に見えているのは茶農園の労働者の住宅である

茶摘みをする道具

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茶畑の多くは斜面にある。

この道具を二人で持って茶摘みをするのだが、斜面での作業を考えると、いかに重労働であるかが分かる。

(撮影日:2010年11月16日)

ここは “Butterfly Park” ですか?

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羽の端から端まで13~14センチぐらいある大型の蝶

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“Butterfly Park”とは蝶がいる公園であるが、マレーシア語だと“Taman Rama Rama”となる。

taman は公園、rama は蝶を表し、複数形は rama rama になる。

 

さて、この “Butterfly Park” であるが、実に珍妙な公園であった。

蝶よりも蛇や爬虫類や巨大な昆虫などがいる場所の方が広く、蝶は狭い場所に閉じ込められていた。

 

正直言って、ちょっと気味が悪かった。入園料は5リンギット(約135円)だった。

 (撮影日:2010年11月16日)

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緑色の細い蛇が身体を高く持ち上げている

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胴の太さが10センチ以上もある蛇

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絶えず観光客に視線を飛ばしている小型の爬虫類

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角の先端から尻まで20センチ以上もあるカブトムシ

 

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三宝萬佛寺

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このツアーの最後の訪問先は“三宝萬佛寺”という中国の寺だった。

本堂の中は大きい金ぴかの像が所狭しと並んでいた。

 

「侘び寂」が感じられる日本の寺とは大違いでちょっと違和感があるが、イスラムの寺院よりは安らぎを感じる。 

(撮影日:2010年11月16日)

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スチームボート(鍋料理)

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この日の夕食はスチームボートを食べた。

これはマレーシアの中華系の店でよく見かける。

日本で言えば、“しゃぶしゃぶ”のようなものだ。

 

ガスではなく、炭火を選んだ。

具は野菜、海鮮、豆腐類、茸類、春雨などで味はよかった。

費用は二人分、43リンギット(約1,200円)だった。

 (撮影日:2010年11月16日)

朝食

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泊まっていた宿の並びにあるレストランで朝食をとった。

値段は写真に写っているもの全部、二人分で11リンギット(約310円)だった。

但し、紙パックに入っているジュースは除く。

(撮影日:2010年11月17日)