旅の記憶（中国）②日々の暮らし2

DAVOS会議（WORLD ECONOMIC FORUM）（中国・大連）

9月5日から8日まで大連で“DAVOS会議(WORLD ECONOMIC FORUM)”が開催された。この会議に間に合わせるかのように7月、8月は大連市内のいたる所で、歩道整備や道路拡張の工事が行われていた。

そして、街中いたるところに“円満成功！DAVOS会議”を意味する看板が掲げられていた。会議は星海広場にある会議場で行われたが、会議参加者が宿泊する市内の主要ホテルでは警戒が厳しかった。

ある五つ星ホテルでは出入り口を正面玄関のみにして、そこを通る全ての人の荷物検査をするという物々しさだった。会場周辺に出入りする自動車の交通規制も行われたと聞いている。

写真はShangri-La  Hotel（香格里拉大飯店）とFurama Hotel（大連富麗華大酒店）と建設中のビルで撮影した。　

（撮影日：2007年9月7日、15日）

大連商場71周年記念（中国・大連）

平日の午後だというのに、大連商場の入り口はごった返していた。入り口の脇では福引のようなものをやっていた。｢開店71周年記念大売り出し｣といったような垂れ幕が入り口にかかっていた。
普通｢○○周年記念｣と言うときは、3年、5年、10年、15年、20年、、、といったように区切りのいい数字を選ぶものだろう。中国人の友人に確認したら、中国でも｢71｣は特別な数字ではないそうだ。
　　　　　　　　　　　
大連商場は大連で一番古い商場である。だから堂々と｢71周年記念｣と掲げているのだろう。
（撮影日：2007年12月13日）

ケンタッキー（肯徳基）の広告（中国・大連）

2月の春節のときのケンタッキー・フライド・チキンの広告。
中国の伝統的な切り絵の図案がとても面白い。
場所は路線バスの停留所。
「肯徳基外帯全家桶」とは「お持ち帰り用ファミリーセット」のこと。
（撮影日：2007年2月23日）

禁止滑氷（中国・大連）

久しぶりに児童公園に行ったら、池のリンクが滑走禁止になっていた。岸に近い場所では大分融けて水と混ざっている所もあった。

ご覧のように人が歩いてもまだ大丈夫なようであるが、大勢の人がスケートで滑ったら、安全かどうかわからない。

融け出した氷を見て、春が近いことを実感した。

（撮影日：2008年2月23日）

健康のための遊具（中国・大連）

ちょっと注意して大連の街を歩いていると、公園や広場に運動のための素朴な遊具が何気なく設置されていることに気づく。

どれもとても簡単な構造で使いやすそうだ。そして何よりも色がきれいだ。日本の公園で見たものよりデザインと色彩がいい。

「中国のほうが日本より子供のことを考えているのかもしれない。」と思ったのだが、これらの遊具を使っているのはほとんど老人たちだった。

（撮影日：2007年12月12日)

朝露のバスの車窓から（中国・大連）

 寒さが厳しい朝は空は快晴でも、バスの車窓の内側に露がついていることが多い。外を見ようとして、手で窓の露を拭う。

こんな出来栄えになるだろうなと予想して撮ってみた。予想どおり、ちょっと夢幻的な写真になった。遠くの高いビルには朝陽が当たっている。

場所は長江路と鞍山路が分岐するあたりである。
（撮影日：2007年12月13日、午前8時15分頃）

優秀デザイン賞授与（中国・大連）

星海広場で初めてこの橋を見たとき、本当に美しいと思った。
橋を片側からだけ吊るというアイデアは秀逸だ。
重量を支えるために青いポールは地中にどのぐらいの深さまで入っているのだろうか。
（撮影日：2007年11月25日）

新体操・リボン（中国・大連）

星海広場にはいろいろなモニュメントがある。
これは新体操のリボンで、ほかにもバスケットボール、アメリカン・フットボールなどがある。
（撮影日：2007年11月25日）

きんのはさみ（金剪刀）（中国・大連）

｢大連の街に多いもの｣(11月22日)でご紹介したように大連には美容院がとても多い。
この店は長江路の大連駅から歩いて5分ぐらいのところにある。
店の名前と外観が気に入っている。
特に「中日合作　金剪刀」というのがいかにも中国的でいい。
（撮影日：2007年11月24日）

窓辺の芸術（中国・大連）

思わず、見とれてしまった。
青く塗られた鉄のフレームが魚を引き立てる見事な額になっている。
（撮影日：2007年11月30日）