素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

旅の記憶(中国)⑮人々2

 

独楽(こま)回し(中国・大連)

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「ビシッ、ビシッ、ヒューッ」という聞きなれない音がしたので、振り向いた。最初、何をしているのか分からなかった。そばへ寄ってみたら、独楽を回しているのだった。


独楽は高さ15センチぐらいで、先が円錐になっている。ロケットの先端を逆さまにしたような形状だ。材質はアルミニウムではないかと想像する。

 

それを長さ5メートルぐらいの紐でたたいて、勢いをつけている。この独楽を回しているときはとにかく派手な音がこだまする。そして、危ないからそばへは近寄れない。


回し始めはどうするのかと見ていたら、これは日本の独楽と同じだった。円錐形の部分に紐を巻きつけて投げていた。そして、ヨロヨロと回りだしたら、紐で何回もたたきつけて、回転数を上げていた。

 

このように長時間上手く回し続けには熟練を要するに違いない。まず、この長い紐を独楽にぶつけられるようになるのに相当時間がかかると思う。

(撮影日:2007年9月30日)

ひなたぼっこ(中国・大連)

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雨が大変多かった国慶節の連休が明けて二日目の火曜日。さわやかな朝陽が降り注ぐ中山広場で談笑する老人たち。

 

声は届かなくても嬉しそうな様子が伝わってきた。

(撮影日:2007年10月9日)

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に(中国・大連)

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平日の朝の中山広場。小さい男の子が鳩に餌をやっていた。一緒にいるのはおじいちゃんとおばあちゃん。両親はたぶん共稼ぎで働いているのだろう。


この子も星海広場で見た「ピッカピカの男の子」のようにきれいな服を着ている。中国の「一人っ子政策」が垣間見える。

(撮影日:2007年10月12日)

蹴り羽根でダイエット(中国・大連)

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10月の国慶節の連休が明けてから通勤途中に中山広場を通ったら、年配の女性達が「蹴り羽根」をやっていた。長さ26センチぐらいの大きい羽根を足で蹴り上げて順々に回すのだ。

 

大連では男女を問わずこの蹴り羽根をやっているのをよく見かける。このご婦人方はダイエットのためにやっているようだった。


日本には古来、「蹴鞠(けまり)」という遊びがある。マレーシアには藤で作った直径13センチぐらいの球を足で蹴って順々に回す「セパタクロー」という遊びがある。

 

試合をするときは3人で1チームとなり、バレーボールのように試合をする。似たようなものはタイにもあり、「タクロー」と呼ばれている。


この蹴り羽根であるが、最初は難しく感じるが、足と羽根との距離感がつかめると思った方向へ飛ばせるようになる。ダイエットに効果があるかどうかは不明だが、バランス感覚を養うのにはいいようだ。

(撮影日:2007年10月9日)

大連市マラソン大会(中国・大連)

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これは昨年(2006年)の大連市のマラソン大会の様子である。今、選手は西安路を黄河路方面に向かって沙河口駅の近くを走っているところだ。

 

いつもこの道を通って通勤しているのだが、この日は通行止めになったので、手前でタクシーを降りて歩いていたら、ちょうど選手が目の前を走っていった。


道路の中央にある201番の路面電車の線路は今年(2007年)の夏ごろ撤去されて今はない。

(撮影日:2006年6月18日)

冬の蹴り羽根(中国・大連)

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真冬の中山公園で若者達が蹴羽根に興じている。すぐ後ろの灰色の建物は交通銀行、その左側は人民路、右側は魯迅路である。

(撮影日:2007年1月8日)

冬の路上で求人広告に見入る人々(中国・大連)

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寒い冬の土曜日の午後1時24分、路上で求人広告に見入っている人がいる。寒い路上での仕事探し、厳しい現実が見えてくる。

大連駅近くの長江路にて。

(撮影日:2007年11月24日)

寒風の中トランプに興ずる人々(中国・大連)

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ちょっと寒くなるまでは街のいたるところでトランプに興ずる人々の姿が見られた。寒さが厳しくなってから、「最近は見かけなくなってしまったなあ!」と思っていた。ところが、「いた!いた!」である。


寒風が吹き渡る土曜日の午後、散歩に出かけたら中山広場の中国銀行の前にこの集団がいた。最初、何をしているのか分からなかった。この寒さの中で、まさかトランプをやっているなんて、考えもしなかった。トランプをしているグループが三つもあった。


皆さん、ご覧のように大分厚手のオーバーを着ている。トランプをやっている人はともかく、周りで見ている人に感心してしまった。立って見ている人たちが壁を作っているから、トランプをやっている人たちには風が当たらないようだった。


年配の人が多かった。中国の年配の人たちが元気なのだろうか。それとも家の中では楽しいことがないのだろうか。他人事ながら気になった。

(撮影日:2007年11月24日)

ヨーヨー(中国・大連)

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懐かしい遊びに出会った。ヨーヨーである。
小学生ころやったのを思い出した。
最近、日本にもヨーヨーをやる子供がいるのだろうか。 
めんこといい、ヨーヨーといい、中国では素朴な遊びによく出会う。
長江路近くの民生街での一コマ。
(撮影日:2007年11月24日)

 陽の当たらない場所(中国・大連)

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民主広場のすぐ近く。日中の陽が照っているのに、ここは日陰のままだ。周りを背の高いビルが取り囲んでいるから仕方ないのかもしれない。


ちょっと見回してみたが、一日のうちで陽が射すのはほんのちょっとの時間しかないだろうと思われた。


夏は涼しくていいかもしれないが、冬のこの時期は寒さがこたえるだろう。なのになぜ、ここで仕事をしているのか。縄張りのようなものがあるのだろうか。


正面の七一街を男の人が渡っている。
(撮影日:2007年11月24日)