旅の記憶・ラオス⑨日々の暮らし1
- ラオス人の知恵・飲料水(ラオス・ビエンチャン)
- ラオス人の信仰心(ラオス・ビエンチャン)
- ビエンチャンの通りがきれいなわけ(ラオス・ビエンチャン)
- ラオスの郵便事情(ラオス・ビエンチャン)
- ラオス人の信仰の深さ(ラオス・ビエンチャン)
- 続・ラオスの郵便事情(ラオス・ビエンチャン)
- フランス料理店のマスコット(ラオス・ビエンチャン)
- ラオスのパスポート(ラオス・ビエンチャン)
- PHIMPHONE MARKET(ラオス・ビエンチャン)
- ナイトマーケット(ラオス・ビエンチャン)
ラオス人の知恵・飲料水(ラオス・ビエンチャン)
他の東南アジア諸国と同様、ラオスの水道の衛生状況もよくないらしい。
どこでもこのような大型ボトル入りの飲料水を使っている。
この重さは20キロ位あり、持ち上げるのは大変だ。
この食堂にはご覧のようにしていた。
これなら力を使わないで給水することができる。
後ろの青くて大きい箱には氷が入っている。
(撮影日:2010年8月23日)
ラオス人の信仰心(ラオス・ビエンチャン)
「托鉢」という言葉を日本の辞書で引くと、「修業僧が各戸で布施する米銭を鉄鉢で受けて回ること」と出ている。
ラオス語に“タクバート”という言葉があるが、これは「托鉢」の語源だと思われる。
この“タクバート”の意味は「喜捨をする(僧侶に供物を捧げる)」だ。
動作をする人がラオスと日本では反対になっている。
ここビエンチャンでも人々はよく“タクバート”をしている。
ラオス人はそれほど信仰心が深い。
その信仰心の深さを反映してか、街のいたるところで仏様を祀っている。
(撮影日:2010年9月5日)
ビエンチャンの通りがきれいなわけ(ラオス・ビエンチャン)
ビエンチャンの街を歩いてまず感じたのは「きれいに片付いているな」ということだった。
散歩のときに注意して見回したら、このような黄色いボックスが色々な場所に置いてあった。
高さは約1メートルほどで、車が付いている。
これならゴミ収集車が来た時も便利だろう。
(撮影日:2010年9月5日)
ラオスの郵便事情(ラオス・ビエンチャン)
「ラオスには郵便配達のシステムがない」ということをこちらに来てから知った。
荷物が郵便局に届くと受取人に電話がかかってくる。
だから宛先の連絡先として電話番号を必ず書かなければならない。
赴任前に日本から船便で荷物を17箱を送った。
海のない国向けに船便というのもちょっと不思議な気もする。
実は中国の大連からビエンチャンへ船便で送ろうとしたところ、「ラオス向けの船便は扱っていない」と断られた経験があるのだ。
しかし、とにかく17箱、全部無事に届いた。
箱は全てビニールテープで全面を補強をしたので、破損したのはなかった。
ベトナムかタイの港に着いたものをトラックで運んだのだろう。
日数は約40日と日本の郵便局で聞いていたのより5日ほど早かった。
郵便配達のサービスがないにもかかわらず、しっかり保管料は徴収する規則になっている。
荷物一つにつき27,000キープ、約286円。
それに受け取るときの書類作成に5,000キープ、約53円。
2回に分けて届いたので、27,000×17+5,000×2+3,000×2=475,000キープ、約5,025円を支払わされた。
3,000キープは郵便局の駐車料金である。
郵便局の職員は暇そうにしている人が多い上に、荷物を引き取りに行って、お金を払わされるのだから、本当に客本位になっていない。
手紙も街のポストに投函したのではいつ集めに来るか分からないので、郵便局に持参するのが常識らしい。
(撮影日:2010年9月1日)
ラオス人の信仰の深さ(ラオス・ビエンチャン)
このようなものを街でよく見かける。
仏教の神様に捧げものをする場所だ。
ラオスの人々の仏様に対する信仰の深さがよくわかる。
以前6年余り暮らしたマレーシアでは、イスラム教の寺院を訪れたときに「きれいだな」とは思っても安らぎはほとんど感じなかった。
しかし、日本と同じ仏教の国では日本と比べると派手すぎる感じはするが、街中の何気ないこのようなものを見るだけで何故かホッとする。
(撮影日:2010年9月11日)
続・ラオスの郵便事情(ラオス・ビエンチャン)
以前、「ラオスの郵便事情」をご紹介した。
あれからしばらくして、同僚の家族が日本から航空便で送った荷物が前と同じ郵便局に届いた。
郵便局に引きとりに行って、同僚は思わず「えっ!」と声をあげてしまった。
段ボール箱で送ったものがなんとご覧のような袋詰めに変わっていたのだ。
郵便局の職員曰く「輸送の途中で箱が壊れた」
ご丁寧に破損した段ボール箱まで折りたたんで袋の中に入っていた。
同僚は「何かなくなっているのでは」と一瞬心配したが、家に持ち帰ってから確認した。結果、全部無事届いたらしい(?)とのことだった。
郵便局で見ていたら、荷物の箱を受取人の目の前で蹴飛ばすのは当たり前、ひどい時は50センチぐらいの高さから落としていた。
これでは段ボール箱が壊れるわけだと納得した。
ラオスへ荷物を送られる方は私がしたように段ボール箱の全面を透明なビニールテープで補強することをお勧めする。
(撮影日:2010年9月7日)
フランス料理店のマスコット(ラオス・ビエンチャン)
セーターティラート通りにあるワット・インペンの裏に、“Le Vendome”というフランス料理の店がある。
シェフはフランス人で、10年以上も続いている店だそうだ。
料理は美味しいが、それはまたあらためて書くとして今回はこの猫をご紹介したい。
まずはこの大きさのご注目 !!!
後ろに写っている大人の腕と比較していただきたい。
初めて行った時、隣のテーブルにこの猫が運ばれてきた。
一瞬、中に料理が入っているのかと思った。
しばらく眺めていて、そうでないことが判明した。
請求書が挟まれていたのだった。
美味しい料理よりこの猫に会いたくてこの店に行く。
(撮影日:2010年9月13日)
ラオスのパスポート(ラオス・ビエンチャン)
ラオス人の友人が日本へ行くというので、ワッタイ国際空港まで見送りに行った。
緑色が公用旅券で青色が一般旅券である。
公用旅券が緑色なのは日本と同じだ。
ラオス語、英語のほかにフランス語が記載されている。
かつてラオスを植民地とし、搾取した国なのに、ビエンチャンの色々な場所でフランス語の表示を見かける。
この辺のところが私は理解できない。
(撮影日:2010年9月14日)
PHIMPHONE MARKET(ラオス・ビエンチャン)
セーターティラート通りにある“ピンポンマーケット”には各国から輸入された食材や調味料、飲み物等々があり、いつも外国人で賑わっている。
日本の製品では、タイ産が多いが、酒、そば、そうめん、みりん、しょうゆ、ソース、マヨネーズ、緑茶、コーヒー、海苔、ふりかけ、焼肉のたれ等々が揃っている。
(撮影日:2010年9月5日)
ナイトマーケット(ラオス・ビエンチャン)
夕食を済ませてから、散歩がてらナイトマーケットに行った。
同僚によると、毎晩日が暮れるころから開かれるそうだ。
食べるものが中心だが、ご覧のように色々なものがあった。
(撮影日:2010年9月23日)