素晴らしき旅・毎日が新発見 !!!

これまでマレーシア、インド、ラオス、カンボジア、中国に仕事で20年近く滞在しました。その間にタイ、ベトナム、インドネシア、モルディブ、シンガポールなども訪問しました。それらの国々で体験したり感動したりした素晴らしいことや珍しいことを皆様にご紹介させていただきます。

二泊三日、京都の旅 第3日目(銀閣寺、叡山電鉄、鞍馬山、くらま温泉)

 銀閣

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2005年5月以来、約4年5か月ぶりであった。
修復工事の最中であったが、ここにも多くの参拝客が訪れていた。
金閣寺のような派手さはないが、庭の落ち着いた雰囲気が好きだ。

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(撮影日:2009年10月30日)

銀閣寺の庭

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朝の陽光を浴びて、晩秋だというのに緑の葉が輝いていた。
(撮影日:2009年10月30日)

YANCHA NEKO

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銀閣寺の近くの店で出会った猫たち。
YANCHA NEKO とは写真左上の青い猫の名前である。
(撮影日:2009年10月30日) 

京漬物

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京都の漬物は美味しい。
二年坂にある「阿古屋茶屋」では“お茶漬けバイキング”を楽しんだ。
20種類以上の京漬物とご飯がおかわり自由なので、食べ過ぎてしまった。
料金は1,280円、営業時間は11:00~16:30ラストオーダー、無休。

勿論、土産にもたくさん買ってきた。


写真は銀閣寺道にある京漬物の店の蔵である。
如何にも“京漬物”の店という雰囲気が漂っていた。

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(撮影日:2009年10月30日) 

叡山電鉄「二の瀬駅」 

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京都に行く前にガイドブックを読んでいたら、鞍馬寺の近くに「くらま温泉」があるという記事を見つけた。
「京都で温泉に入れるのなら是非!」ということで行くことにした。


鞍馬に行くには出町柳駅から叡山電鉄に乗る。
鞍馬駅までの料金は片道410円で車輌は二輌連結である。
私たちが乗ったのは運よく観光用の車輌で椅子が窓側に向かって並んでいた。
おかげで京都の奥座敷の景色を十二分に楽しむことができた。
写真は途中の「二の瀬駅」で、木造の待合室があたりの風景に溶け込んでいた。
(撮影日:2009年10月30日)

 鞍馬駅

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出町柳駅を出た叡山電車は、元田中、茶山、一乗寺、修学院、宝ケ池、八幡前、岩倉、木野、京都精華大前二軒茶屋、市原、二の瀬、貴船口を通り過ぎ、14番目が終点の鞍馬である。


一乗寺”“修学院”“宝ケ池”“二軒茶屋”“貴船口”といったいかにも古の都らしい駅名が並んでいる。
一乗寺”“修学院”からは修学院離宮曼殊院圓光寺詩仙堂、金福寺といった名刹を訪ねることができる。
今回は時間がなかったが、次回は是非ゆっくり回ってみたい思う。


さて、鞍馬駅であるが背後の山はどこまでも立派な“北山杉”に覆われており、あたりは静けさに包まれていた。
中国、韓国からの観光客も多いと見えて、駅名には英語のほかに中国語、韓国語も記されている。
(撮影日:2009年10月30日)

 ようこそ天狗の町 鞍馬へ

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鞍馬山といえば、鞍馬天狗である。
駅前の小さい広場に大きい天狗の面があり、観光客を歓迎している。
地面から面の上部まで約4メートル、鼻の長さ約2メートルである。

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(撮影日:2009年10月30日)

 鞍馬寺

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鞍馬山へ来て“くらま温泉”だけというのでは申し訳ないので、その前に鞍馬寺にお参りすることにした。
鞍馬寺は770年に鑑真の高弟鑑禎が毘沙門を祀って創建したのが始まりと言われている。


仁王門まで行く途中にあったのがこの建物である。
なんと木造4階建で如何にも由緒がありそうな感じがする。
残念ながら店の名前を見てこなかった。
(撮影日:2009年10月30日)

 鞍馬寺仁王門

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鞍馬寺の正式名称は「鞍馬弘教総本山鞍馬寺」である。
この仁王門の右側にそう書いてある。
手前の受付で拝観料を一人200円払った。
(撮影日:2009年10月30日)

 由岐神社

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 仁王門を入ってすぐの所から多宝塔までケーブルカーがあったが、健康のため、歩いて登ることにした。
坂道は最初からきつかったが、まずたどり着いたのがこの由岐神社である。
10月22日にここで「鞍馬の火祭」が行われたとのこと。
(撮影日:2009年10月30日)

 源義経供養塔

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九十九折りの急な坂道や石段を更に登っていくと「源義経供養塔」があった。


実在の人物であることは勿論知っているのだが、牛若丸の名で半ば偶像化されてしまっているので、供養塔を見ると「ああ、実在の人物だったんだ!」と改めて認識させられる。

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(撮影日:2009年10月30日)

 牛若丸が強かったわけ

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鞍馬寺の坂道や階段が急だということを前にご紹介したが、ご覧のように傾斜がかなりあり、もっと急な所もあった。
これが九十九折りになって続くので、本当に疲れた。


「七歳の頃から十年間、昼は学問、夜は武芸に励んだ~」と義経公供養塔の立て札に書かれていたが、「こんな場所で十年間も修業を積んだのなら、強かったはずだ」と納得させられた。

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(撮影日:2009年10月30日)

 お水さん、ありがとう

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急な坂道の途中に水飲み場があり、ほっとした。
勇ましい龍が歓迎してくれた。
如何にも重厚な造りで「さすが京都!」と思った。

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(撮影日:2009年10月30日)

金堂

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鞍馬寺の山はまだそれほど紅葉していなかったが、金堂前の広葉樹は赤茶色に色づいて、だいぶ散っていた。


ここから先「霊宝殿」「義経堂」「奥の院魔王殿」などがあり、西門の外の「貴船神社」も訪れたかったのだが、時間の限りもあるので、というよりだいぶ疲れたので
ここから引き返すことにした。
(撮影日:2009年10月30日)

 四脚門

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登るときは余裕がなくて、ただ通り過ぎてしまった。
よく見ると、年代を感じさせる雰囲気が漂う実にいい木造建造物だ。
金堂と源義経供養塔の間にある。
(撮影日:2009年10月30日)

 くらま温泉

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くらま温泉は鞍馬駅から鞍馬街道を花背・大布施方面へ10ほど歩いた所にある。
電車の到着に合わせて、無料の送迎のバスが運行されている。
私たちはタイミングよく、このバスに乗ることができた。

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くらま温泉・峰麓湯の泉質は単純硫黄冷鉱泉で、神経痛、腰痛、美肌によく効くとされている。
湯加減はちょっとぬるいように感じられた。
露天風呂のみの利用は1,100円である。
露天風呂の前には一番下の写真とほぼ同じような景色が広がっている。
北山杉を背景にして、木々がかすかに色づき始めていた。

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そして、露天風呂の敷地には、柊(ひいらぎ)、石楠花(しゃくなげ)、ノムラモミジ、ドウダンツツジ百日紅(さるすべり)、南天の木々が植えられており、四季それぞれ、目を楽しませてくれるようになっている。

(撮影日:2009年10月30日)

 京都タワー

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今回の旅行は、
1日目 新横浜発6:00(ひかり493号)京都着8:01
3日目 京都発20:38(ひかり532号)新横浜発22:51
というスケジュールだったので、三日間をまるまる京都で過ごせた。


京都での宿泊は2泊とも「ウェスティン都ホテル京都」で、新幹線も往復グリーン車だったので、大変快適だった。
6:00の新幹線に乗るために早起きするのは大変だったが、これで一人29,000円はお得だと思う。


JR東海も「早朝&夜の列車」の乗客を増やすために、このようなパック旅行を売っているのだろうが、早起きが嫌でない人には、お勧めのプランである。
行きのグリーン車の車内はガラガラにすいていた。


帰りに京都駅で夕食をとる前に、京都タワーの写真を撮った。
(撮影日:2009年10月30日)